普通に生きたい
最近、家にいるからIBSのほうは割と調子が良くて。
困っているのはパニック、そしてフラッシュバック。
今後のことを考えたり、高校時代のつらかった記憶を突然思い出したりして、息苦しさが襲ってくる。
どうしよう、どうしようと思っているうちにふらふらしてきて、必死に壁にもたれかかる。
そんなことの繰り返し。
何回経験してもなれない苦しさ。
急に涙があふれてきて止まらなくなったりもする。
特に夜。鬱々とした気分が続いてろくに眠れない日もある。
今日も眠れないから、こうしてパソコンに向かってキーを打っているのだけど。
何回同じ症状に襲われようが、何度「甘え」とののしられようが、つらいものはつらいし、慣れることはできない。
頭痛、吐気、倦怠感に始まり、下痢、微熱、ふらつき…
挙げればキリがないほどの不調。
毎日いくつも襲ってくるから、体調が万全な日なんてない。
なんで私なんだろう。
いつになればよくなるんだろう。
先の見えない不安。
「これから」がわからない恐怖。
きっと私は、これから先もそんなものと闘っていかなければならないのだろう。
「普通」に生きたい。
病気を発症して7年。
ずっと願ってきたこと。
毎日当たり前のように起きて。
「寝坊した~」とか言いながら通学路走って。
授業終わったら友達と遊んで、おいしいもの食べて。
普通のこと。
みんなやってる、当たり前のこと。
私だって7年前はそうだった。
その当たり前が、普通が、一瞬にして奪われるなんて考えもしなかったよ。
健康でいられること。それがどんなに幸せなことかなんて、これっぽっちも分からなかったよ。
でも今痛いほど感じる。
当たり前が当たり前じゃないってこと。
「普通」って難しいんだってこと。
そして。
「普通」には、もうどう頑張っても手が届かないであろうこと。
これから先ずっと、「みんな」がやってる「当たり前のこと」を、いくつも、いくつも諦めて、手放して、生きていかなきゃならない。
「病気なんだ」っていうとさ。
「自分は病気だって思うから悪くなるんだよ」とか、
「病気になったからこそ得たものだってあるよ」とか、言われるけれど。
病気じゃないなら、この苦しさは何。
病気になって得たものなんて苦しみしかないよ。
優しい心が持てるよ、なんて言われても信じられないほど、心まで歪んでしまったよ。
そんなこと言うなら。
変わってよ。
毎日私の不調を経験してみてよ。
ねえ。
できるでしょ。
今は
こんなひねくれた考え方しか、できないのです。