なにもしない

気力がない、と書くと、「休学してて1日ゆったり過ごしてるやつが何を言う」と笑われるだろうか。

 

気力がないのだ。

1日1つのタスクをこなすだけで、どうしようもなく疲れ果ててしまう。

 

 

高校の時、まるで今すぐにでもガソリンがなくなりそうな車みたいな状態で毎日を過ごしていた。

大学受験を終えた途端にガソリンのタンクは空になり、動けなくなった。

学校が始まってわずか3日。

大学から、下宿先から、逃げるようにして実家に帰り休学を決めた。

 

今は、ゆっくりと、ゆっくりとガソリンを注入している時期。

 

 

焦ってはいけないと、わかってはいる。

分かってはいるのだけれど。

どうしても焦ってしまうのだ。

 

早くバイト始めなきゃ。

学力が落ちないように勉強もしなきゃ。

 

そう思って、アルバイトに応募して研修に行ったり、検定の勉強をしたりしている。

「休学」しているはずなのに、なんだか余り休めていない気がする。

 

自分で決めたこと、と言われればそれまでなのだけれど。

休養に専念する、って決めてしまえば楽なのかもしれないけれど、休み方がわからない。

気力がない、疲れたという感情はあるのに、それに対処するためにどういう行動をとればいいかが分からない。

 

「何もしない」が下手なのだと思う。

 

「何もしない」

どうしたら出来るようになるのだろう。

わからない、わからない…

 

最近のわたしの、1番の悩みのタネだ。