いつか

久しぶりにブログを書く気になって、こうしてパソコンに向かっている。

 

わたしはわたしのことが嫌いだけれど、そんなわたしを肯定してほしい、愛してほしいと思うのは傲慢なことだよな、とも思う。

 

米津玄師さんのWOODEN DOLLという曲のなかに「自分嫌いのあなたのことを愛する僕も嫌いなの?」というフレーズがあるけれど、その言葉を聴いてなにも言えなくなった。

 

いつか病気だのコンプレックスだの、自分の嫌いなところも含めてまるごと自分がすきって笑えたら、これ以上の幸せはないな、と思う。

 

 

4月の復学以降がむしゃらに大学生をやってきて、ようやく1年間のすべてが終わり春休みを迎えた。

五月雨登校という言葉がぴったりなほどに、行けたり行けなかったりした1年間。

授業中にパニック発作を起こして途中退室したり、学校にたどりついたのに教室に入れなくそのまま引き返したり。決して病気がよくなったとは言えなかった。

それでも新しくできた友達や先生の力を借りてなんとか通った。

 

実を言うとこの3月末で退学するつもりだった。

大学に行けない自分を責めて鬱が悪化したし、腕を切ることも過剰服薬することもやめられなかったから。

 

それでも、もう1年。頑張ろう、と思ったのは。

大学に通う以外にわたしに残された道はないなと感じているから。

前向きな気持ちというよりは恐怖によって駆り立てられているような気もする。

 

でも、いつか。

苦しかった高校生活を肯定できたように、いまを笑って振り返ることが出来たなら、そのときはわたしの大学生活やこの苦しさは無駄じゃなくなるな、と思う。

 

桜の季節が待ち遠しい2月はじめ、深夜。